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いよいよだ。
125 Streetからバスに乗り、ラ・ガーディア空港へ向かう。気がつくと乗客のほとんどが、マイノリティと呼ばれる人々だった。
私も同じ。
しばらくの間、隣に誰も座らない。分かる気がする。どこから見ても観光客が空港への移動にローカルバスを使うのは、少し珍しかったのかもしれない。 |
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I have a dream.
『私には夢がある』から始まる、マーティン・ルーサー・キングの言葉を思い出していた。
『皆さん、私には夢がある。
いつの日か、奴隷だった者の子らと、奴隷所有者だった者の子らが
・・・兄弟になり、一つのテーブルを囲むようになる夢が・・・』
公民権運動のその時、あなたの声は人の心を動かした。色を越えさせる一瞬を生んだ。後ろの席の少年が微笑んだ。
ここにも、明日の英雄がいる。 |
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何度も確かめた
便名、AA394
到着時間、AM 10:02
On time! うん、時間通り
Arrive! 着いた |
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・・・！！
腰まであった髪を
バッサリ切った
妹が立っていた。
小さい頃の君だ。
最高の笑顔で
「会えたね」
彼女は南の島Mauiから、
太陽を連れて来た。 |
〜 摩天楼のコンドル 〜 へ続く |
